第 3 回
DX・PX としてのデータ経済に対応するビジネスモデルの転換
2021年11月15日(月)15:00-17:00 | オンライン
サステナビリティ課題のインパクトの拡大は、ビジネスモデルや事業ポートフォリオを大きく転換させる必然性を秘めています。これを円滑かつ大胆に進めるためには、デジタル・テクノロジーによるDXを始めとする革新的技術の導入は不可欠です。同時に、単なるテクノロジーの導入にとどまらない事業活動全体の変革の実現について、企業の先進的な実践事例を基に討議します。
論点:
① DXはサステナビリティ課題を解決するのか?
② DXはどのようにPXにつながるのか?
③ 日本の「擦り合わせ技術」のビジネスモデルはどうなるのか?
SPEAKERS
福士 博司 氏
味の素株式会社 取締役代表執行役副社長
Chief Digital Officer(CDO)
北海道大学大学院工学院化学工学修士(1984)。
同年、味の素入社。
アミノ酸事業を中心に技術畑を経験。MBA (Univ. of Southern Queensland) 取得後、ヘルスケアを主体とした事業畑に転向し、専務執行役員アミノサイエンス事業本部長時代に事業改革を実行。
現在は取締役代表執行役副社長CDOとして全社のデジタル・トランスフォーメーションを推進中。『2000パ ー セ ン ト ソ リ ュ ー シ ョン』(和訳)、We Will Make the World Green、A Strategic Approach to the Environmentally Sustainable Businessなどの著者。
臼井 俊文 氏
株式会社 ファイブ・シーズ
シニア・エグゼクティブ・アドバイザ
慶應義塾大学法学部を卒業後、シティバンク東京支店、三井住友信託銀行にて大手企業向け融資全般・プロジェクトファイナンス・審査などの責任者として従事。その後、(株)プロネクサスIRコンサルティング部上席専任部長として企業の法定開示、任意開示の支援を行う。2011年よりNPO「プロジェクト・フューチャー・プルーフ」(主に英国IR協会の日本への紹介などの活動を行う)に所属。2016年より経済産業省「攻めのIT経営銘柄(現DX銘柄)」の選定委員を務める。
川村 雅彦
サンメッセ総合研究所(Sinc)
所長/首席研究員
前ニッセイ基礎研究所上席研究員・ESG研究室長。1976年、大学院工学研究科(修士課程:土木)修了。同年、三井海洋開発株式会社入社。中東・東南アジアにて海底石油プラントエンジニアリングのプロジェクト・マネジメントに従事。1988年、株式会社ニッセイ基礎研究所入社。専門は環境経営、CSR/ESG経営、環境ビジネス、統合思考・報告、気候変動適応など。論文・講演・第三者意見など多数。著書は『カーボン・ディスクロージャー』『統合報告の新潮流』『CSR経営パーフェクトガイド』『統合思考とESG投資』など
【外部委員等】株式会社ニッセイ基礎研究所 客員研究員
一般社団法人経営倫理実践研究センター(BERC) フェロー
NPO法人Network for Sustainability Communication(NSC) 幹事 など
【進行】
山吹 善彦
サンメッセ総合研究所(Sinc)副所長/上席研究員
大学卒業後、広島県北部を中心としたアートマネジメント及び地域創生プロジェクト従事。英国Volunteer Matters(Community Service Volunteers)に参加の後、2003年英国バーミンガム大学にてMBAを取得。帰国後、企業の環境CSR領域のコミュニケーション活動支援及びCSRコンサルティングに従事。CSR/ESG/CSV関連の活動支援・コンサルテーション・情報発信支援実績多数。共著に『統合思考とESG投資』、寄稿『鍼灸治療としてのアートプロジェクト : 灰塚アースワークプロジェクト』など
【外部委員等】
認定NPO法人環境経営学会(SMF) 理事
統合思考研究会 共同委員長
公益財団法人広島平和創造基金 海外留学奨学金第18回奨学生