第 1 回
サステナビリティ報告と
「第三のマテリアリティ」、
これを導くシナリオプランニング
2021年9月16日(木) 15:00-17:00 |オンライン
「サステナビリティ関連財務情報開示」の最新動向を背景に、統合思考経営の核ともいえる「第三のマテリアリティ」の必然性を確認します。併せて、未来からの「逆算思考」に基づき、2035年の未来シナリオ、次世代リーダー育成、企業変革、未来共創を含む「シナリオプランニング」の実践による有効性、利点、課題について横河電機の取り組みをうかがいます。こういった分析や重要事項をどのように事業の方向性やありたい姿とつなげていくべきか討議します。
論点:
① 統合報告における価値創造プロセスと価値創造ストーリー
② 「未財務要素」としてのマテリアルな「サステナビリティ関連財務情報」
③ 世界観の共有に向けた「シナリオプランニング」
第1回ESGシンポジウムONLINE2021は多くの参加者をお迎えし、終了いたしました。
AGENDA
15:00-15:05
ご挨拶
鈴木 紳介
Sustainable Brands Japan, Country Director
株式会社博展
15:05 -15:15
4Xsをベースとした、価値創造ストーリーの全体像
山吹 善彦
サンメッセ総合研究所(Sinc)副所長/上席研究員
サンメッセ株式会社 ソリューション企画部 次長
15:15 -16:00
「価値創造のストーリー作り」とは、
『未財務』の発見!!
~サステナビリティ課題の「時間差攻撃」に対応できるか?~
川村 雅彦
サンメッセ総合研究所(Sinc)所長/首席研究員
16:00 - 16:35
テーマ1
横河電機のシナリオプランニングを利用した世界観の共有
玉木 伸之 氏
横河電機株式会社
未来共創イニシアチブ プロジェクトリーダー
16:35 - 16:50
テーマ2
エンゲージメントによる検証と展開
そして人づくりへ
玉木 伸之 氏
横河電機株式会社
未来共創イニシアチブ プロジェクトリーダー
16:50 - 17:00
クロージング
山吹 善彦
サンメッセ総合研究所(Sinc)副所長/上席研究員
サンメッセ株式会社 ソリューション企画部 次長
SPEAKERS
玉木 伸之 氏
横河電機株式会社
未来共創イニシアチブ
プロジェクトリーダー
1989年横河電機に入社。FA分野の生産管理システムの設計・構築、商品企画を経て、新事業開発、中長期経営戦略策定などを経験。その後、エネルギー・化学分野の業種マーケティング戦略立案、エグゼクティブセリングや事業変革を推進するグローバル組織横断プロジェクトの企画・推進をリード。また、社外で多くのシナリオプランニングのファシリテーションを経験。2019年よりHR部門に移り、シナリオプランニングを活用した次世代リーダー育成プログラムを企画・実施。4月より社長直轄の組織横断の未来共創活動を発足し、社会課題の解決や次世代リーダ育成に取り組む。
川村 雅彦
サンメッセ総合研究所(Sinc)
所長/首席研究員
前ニッセイ基礎研究所上席研究員・ESG研究室長。1976年、大学院工学研究科(修士課程:土木)修了。同年、三井海洋開発株式会社入社。中東・東南アジアにて海底石油プラントエンジニアリングのプロジェクト・マネジメントに従事。1988年、株式会社ニッセイ基礎研究所入社。専門は環境経営、CSR/ESG経営、環境ビジネス、統合思考・報告、気候変動適応など。論文・講演・第三者意見など多数。著書は『カーボン・ディスクロージャー』『統合報告の新潮流』『CSR経営パーフェクトガイド』『統合思考とESG投資』など
【外部委員等】株式会社ニッセイ基礎研究所 客員研究員
一般社団法人経営倫理実践研究センター(BERC) フェロー
NPO法人Network for Sustainability Communication(NSC) 幹事 など
【進行】
山吹 善彦
サンメッセ総合研究所(Sinc)副所長/上席研究員
広島県北部を中心としたアートマネジメント及び地域創生プロジェクト従事。英国Volunteer Matters(Community Service Volunteers)に参加の後、2003年英国バーミンガム大学にてMBAを取得。帰国後、企業の環境CSR領域のコミュニケーション活動支援及びCSRコンサルティングに従事。CSR/ESG/CSV関連の活動支援・コンサルテーション・情報発信支援実績多数。