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SB ESG シンポジウム Online 2021 とは

気候変動の甚大被害が常態化する中、コロナ禍を経験している日本企業が、2030 年や 2050 年にどのような社会・経済の姿をめざし、「4 つのX(4Xs)」を実践し、ビジネスモデルや事業ポートフォリオの変革を通じて、どのように価値創造型の「統合思考経営」を実現すべきかーー。

本年度は、昨年に続きSB Japan-Lab統合思考プラクティショナー(サンメッセ総合研究所Sinc 所長・首席研究員)の川村雅彦が、全4 回の受講者参加型連続セミナーの場で、各回のゲストスピーカーとともに「統合思考経営」の本質と価値創造ストーリー作りを実践的に解説します。リアルタイム・アンケートも活用し、課題意識のある受講者の方々との質疑応答で、その要点を追究します。

開催概要

  • 参加費: 無料(事前登録制)

  • 対 象:
    事業会社の経営企画、IR、CSR・サステナビリティ、SDGs 等の担当役員・部課長・担当者
    ※コンサルティング会社様、各種情報開示レポート制作会社様のご聴講につきましては、誠に恐縮ながらご遠慮願います。​

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「統合思考経営」価値創造のストーリー作り
4Xsと IIRC 内容要素のつながり、

統合報告のストーリー作り

開催スケジュール (全4回)

第4回
CX としてのサステナビリティを前提とした経営の意思決定力

2021年12月3日(金)15:00-17:00 | オンライン

広義の企業価値の向上をめざす「統合思考経営」を実践するに際しては、取締役会の外形的な体制整備を超えて、その実効性の向上が求められます。つまり、GX・DX・PXの意思決定と目標管理は取締役会の本務の一つです。一方で、サステナビリティ・マインドをもつ経営人材の育成も重要です。どのようにしたら社会をも変化させる変革者となれるのか。これらの経営の意思決定力と価値創造力の醸成について、実践者や研究者と討議します。

論点:

①     「価値創造ストーリー」を担えるガバナンス体制の変革(CX)

②     事務局機能をもつ社内横断的な「サステナビリティ委員会」

③     サステナビリティ・ネイティブな経営人財の育成

④     経営トップによるサステナビリティ・コミュニケーション

ゲストスピーカー:

光武 裕 氏(アストラゼネカ株式会社 ジャパンサステナビリティディレクター)

​スピーカー:

田中 信康 (サンメッセ総合研究所(Sinc)代表)

【終了】第1回

サステナビリティ報告と「第三のマテリアリティ」、これを導くシナリオプランニング

第1回ESGシンポジウムONLINE2021は多くの参加者をお迎えし、終了いたしました。

2021年9月16日(木) 15:00-17:00 |​オンライン

「サステナビリティ関連財務情報開示」の最新動向を背景に、統合思考経営の核ともいえる「第三のマテリアリティ」の必然性を確認します。併せて、未来からの「逆算思考」に基づき、2035年の未来シナリオ、次世代リーダー育成、企業変革、未来共創を含む「シナリオプランニング」の実践による有効性、利点、課題について横河電機の取り組みをうかがいます。こういった分析や重要事項をどのように事業の方向性やありたい姿とつなげていくべきか討議します。

論点:

①     統合報告における価値創造プロセスと価値創造ストーリー

②     「未財務要素」としてのマテリアルな「サステナビリティ関連財務情報」

③     世界観の共有に向けた「シナリオプランニング」

ゲストスピーカー:

玉木 伸之 氏 (横河電機株式会社 未来共創イニシアチブ プロジェクトリーダー)

【終了】第2回
GX としての EU タクソノミー及び人権対応

2021年11月12日(金) 15:00-17:20 | オンライン

お知らせ

開催日程は、2021年10月26日(火)から11月12日(金)に変更となっております。

なお、第2回SB ESGシンポジウム Online 2021につきましては、COP26開催前の10月下旬に収録してた内容をお届けいたします。

影響力を増しつつあるEUタクソノミーや人権対応。「グリーンリスト」は投融資家を介した「制約条件」として、当面の事業運営には重荷となる可能性があります。一方、サステナビリティから将来のありたい姿を考えると、優れた商機でもあり、生き残り戦略となります。このような制約条件を踏まえながら、自社の未来を描くための対応方策を討議します。

論点:

①     サステナブル・ファイナンスの現状と課題

②     EUタクソノミーの「グリーンリスト」と適合する経済活動3種

③     サステナブル・ファイナンスから見たGX先端企業

ゲストスピーカー:

藤井 良広 氏 (一般社団法人 環境金融研究機構(RIEF)代表理事)

【終了】第3回

DX・PX としてのデータ経済に対応するビジネスモデルの転換

第3回ESGシンポジウムONLINE2021は多くの参加者をお迎えし、終了いたしました。

2021年11月15日(月)15:00-17:00 | オンライン

サステナビリティ課題のインパクトの拡大は、ビジネスモデルや事業ポートフォリオを大きく転換させる必然性を秘めています。これを円滑かつ大胆に進めるためには、デジタル・テクノロジーによるDXを始めとする革新的技術の導入は不可欠です。同時に、単なるテクノロジーの導入にとどまらない事業活動全体の変革の実現について、企業の先進的な実践事例を基に討議します。

論点:

①     DXはサステナビリティ課題を解決するのか?

②     DXはどのようにPXにつながるのか?

③     日本の「擦り合わせ技術」のビジネスモデルはどうなるのか?

ゲストスピーカー:

福士 博司 氏(味の素株式会社取締役代表執行役副社長Chief Digital Officer(CDO))

臼井 俊文 氏(株式会社ファイブ・シーズ シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)

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SPEAKERS

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川村 雅彦

サンメッセ総合研究所(Sinc)
所長/首席研究員

前ニッセイ基礎研究所上席研究員・ESG研究室長。1976年、大学院工学研究科(修士課程:土木)修了。同年、三井海洋開発株式会社入社。中東・東南アジアにて海底石油プラントエンジニアリングのプロジェクト・マネジメントに従事。1988年、株式会社ニッセイ基礎研究所入社。専門は環境経営、CSR/ESG経営、環境ビジネス、統合思考・報告、気候変動適応など。論文・講演・第三者意見など多数。著書は『カーボン・ディスクロージャー』『統合報告の新潮流』『CSR経営パーフェクトガイド』『統合思考とESG投資』など

【外部委員等】
株式会社ニッセイ基礎研究所 客員研究員
一般社団法人経営倫理実践研究センター(BERC) フェロー
NPO法人Network for Sustainability Communication(NSC) 幹事 など

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玉木 伸之 氏

横河電機株式会社
未来共創イニシアチブ
プロジェクトリーダー
【第1回ゲストスピーカー】

1989年横河電機に入社。FA分野の生産管理システムの設計・構築、商品企画を経て、新事業開発、中長期経営戦略策定などを経験。

その後、エネルギー・化学分野の業種マーケティング戦略立案、エグゼクティブセリングや事業変革を推進するグローバル組織横断プロジェクトの企画・推進をリード。

また、社外で多くのシナリオプランニングのファシリテーションを経験。2019年よりHR部門に移り、シナリオプランニングを活用した次世代リーダー育成プログラムを企画・実施。4月より社長直轄の組織横断の未来共創活動を発足し、社会課題の解決や次世代リーダ育成に取り組む。

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藤井 良広 氏

一般社団法人 環境金融研究機構(RIEF)
代表理事
【第2回ゲストスピーカー】

一般社団法人環境金融研究機構(RIEF)代表理事。
元上智大学地球環境学研究科教授、元日本経済新聞経済部編集委員。英CBIアドバイザー等兼務。
主な著書に「サステナブルファイナンス攻防」(2021年、金融財政事情研究会)、「環境金融論」(2013年、青土社)等。

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福士 博司 氏

味の素株式会社
取締役代表執行役副社長
Chief Digital Officer(CDO)
【第3回ゲストスピーカー】

北海道大学大学院工学院化学工学修士(1984)。
同年、味の素入社。アミノ酸事業を中心に技術畑を経験。MBA (Univ. of Southern Queensland) 取得後、ヘルスケアを主体とした事業畑に転向し、専務執行役員アミノサイエンス事業本部長時代に事業改革を実行。
現在は取締役代表執行役副社長CDOとして全社のデジタル・トランスフォーメーションを推進中。『2000パ ー セ ン ト ソ リ ュ ー シ ョン』(和訳)、We Will Make the World Green、A Strategic Approach to the Environmentally Sustainable Businessなどの著者。

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臼井 俊文 氏

株式会社ファイブ・シーズ
シニア・エグゼクティブ・アドバイザー
【第3回ゲストスピーカー】

慶應義塾大学法学部を卒業後、シティバンク東京支店、三井住友信託銀行にて大手企業向け融資全般・プロジェクトファイナンス・審査などの責任者として従事。その後、(株)プロネクサスIRコンサルティング部上席専任部長として企業の法定開示、任意開示の支援を行う。2011年よりNPO「プロジェクト・フューチャー・プルーフ」(主に英国IR協会の日本への紹介などの活動を行う)に所属。2016年より経済産業省「攻めのIT経営銘柄(現DX銘柄)」の選定委員を務める。

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光武 裕 氏

アストラゼネカ株式会社
ジャパンサステナビリティディレクター
【第4回ゲストスピーカー】

大学で環境法を専攻。
銀行勤務を経て、製薬会社で財務やコンプライアンスに従事。2020年3月からアストラゼネカ株式会社でサステナビリティ部の初代部長としてサステナビリティをリード。

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田中 信康

サンメッセ総合研究所(Sinc)代表
サンメッセ株式会社 取締役 専務執行役員
経営企画室長 サステナビリティ担当
SB Japan Lab
サステナブル・ブランド国際会議 ESGプロデューサー

大手証券会社にて株式、デリバティブ取引業務、リサーチ関連業務、人事、財務・IR、広報部門など管理部門を幅広く経験した後、大手企業の財務・IRコンサルタント、M&Aアドバイザー、コーポレートコミュニケーション支援業務の責任者として従事。数多くの経営層との対談を含め、財務・非財務コンサルティングのキャリアを活かし、企業経営にかかわる統合思考、ESG/SDGsコンサルティング、社内浸透、情報開示の支援業務を中心に、各講演・セミナー、ファシリテ―ションなど幅広いコンサルティング業務に携わり、サステナブル・ブランド国際会議にてESGプロデューサーに就任し、企業と地方自治体との地方創生・地域連携プロデュースも担う。

【外部委員等】
サステナブル・ブランド国際会議 ESGプロデューサー(Sustainable Brands Japan)
PRI Japanネットワーク PRIインベストメント・プラクティス・チーム
プライベート・エクイティ・ワーキンググループ・メンバー
NPO法人日本経営倫理士協会(ACBEE JAPAN)総合企画委員

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山吹 善彦

サンメッセ総合研究所(Sinc)副所長/上席研究員
サンメッセ株式会社 ソリューション企画部 次長

大学卒業後、広島県北部を中心としたアートマネジメント及び地域創生プロジェクト従事。英国Volunteer Matters(Community Service Volunteers)に参加の後、2003年英国バーミンガム大学にてMBAを取得。帰国後、企業の環境CSR領域のコミュニケーション活動支援及びCSRコンサルティングに従事。CSR/ESG/CSV関連の活動支援・コンサルテーション・情報発信支援実績多数。共著に『統合思考とESG投資』、寄稿『鍼灸治療としてのアートプロジェクト : 灰塚アースワークプロジェクト』など


【外部委員等】

認定NPO法人環境経営学会(SMF) 理事
統合思考研究会 共同委員長
公益財団法人広島平和創造基金 海外留学奨学金第18回奨学生

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SB ESGシンポジウム online

2020年度開催レポート

​「統合思考経営」のWhy, What & How

SB-Japan Lab とは

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お問い合せ

<本シンポジウムに関するお問い合せ>

主催:サステナブル・ブランド ジャパン

SB Japan Lab(株式会社博展)

共催:サンメッセ総合研究所(Sinc)

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